こんばんわ、にしむーです。
ぶっちゃけ今期はアニメが不作(というか自分のアンテナに突き刺さるアニメが無いだけ)のような気がするので、勧められたアニメを一気見しました。それがこちら。
作品概要
アニメーション制作 BNピクチャーズ
製作 NHK
放送期間 ：2019年10月5日 - 2020年3月7日とまあちょっと前にNHKでやってたアニメ、原作は少年チャンピオンで2017年頃からの連載。
要するに結構新しい作品なんですねこれ。原作はもっと古いんかと思ってた。
ざっくりあらすじ
主人公の普通の人間、鈴木入間(すずきいるま)君は両親に売られて悪魔サリバンに拘束されるも、サリバンはなんと入間君に「孫になってぇ～！！」とお願いする。
頼みごとを断れない入間君はあっさり承諾、そのまま特待生として魔界の学校に入学することになった。
「悪魔にとって人間は伝説の生き物（そして食い物」と聞いた入間君は極力目立たないように立ち回るも、本人の意思とは裏腹にめっちゃ目立っちゃってどんどん有名になってしまっていくのだった…。
え？怪文書すぎるって？しょうがねえじゃんだって本当にそういう感じの話なんだから。
よかったところ
サクッとしてて面白い
あらすじ聞いたときとか、OPアニメの感じだと魔界の派閥争いに巻き込まれるようなバトルものなのかな？と思ったけど、実際は学園コメディ要素が強い軽めのノリ。
あと最近の作品だからなんだろうけど、少年誌のギャグマンガなのに下ネタが一切ない。小さいお子様から大きいお友達まで幅広く楽しめるかと思いますヨ。
それでいて「主人公の成長」がバッチリ書かれているんだよね。無意味にチートっぽい回避スキルや周りのわっしょいを差し引いても、入間君の努力や決断というのがしっかり描かれていて説得力がある。
登場人物は皆個性的でよい
入間くん以外はみんな魔界出身の悪魔で外見的にも性格的にも個性的なもんだからキャラ立ちしている、それでいて不快感を覚えるようなキャラが居ないってのがすごい。
メインキャラのアズくん、クララ、おじいちゃんなんかはもちろんとして、サブキャラも印象に残るって作品としての強さよね。
作画・映し方もよかった
作画は全部が全部よかったってわけじゃないんだけど、キャラのアップのシーンとかはすごい良かったね。
主題歌？もちろんよかったさ！
OPはまさかのDA PUMP、ジェネリックU.S.A感あって好き。
なんとなく「ああこういうアニメなんだなあ」ってわかるのは大事だよね。
- provided courtesy of iTunes
んで、EDはスモモネ芹沢優のアイドルソング。
アニメに出演してないのが残念ではあるね。
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アメリさん
で、個人的にこのアニメを見る元凶となったのがアメリさん。今作のCV：早見沙織枠。
…とまあ、見た目だけだととにかくどシコいって話は前にしたね。
んで、アニメをちゃんと見てみたら印象が結構変わりました。（もちろんいい意味で）
乙女。
一見してドSな生徒会長(あながち間違っていない)な彼女だけど、その正体は禁書(という名の人間界の少女漫画)に憧れる純情少女だった！！
ちなみにこの世界の悪魔は人間の文字が読めないという設定です。
そしてお約束のようにその禁書を入間くんに見つかっちゃって、内容がわかる入間くんに朗読をお願いする。親交を深めて先輩として入間君に野望を持つよう助言したりなど、良き先輩としての印象が非常に強くなってきます。
こんな感じで、初見の「ダイナマイトバディなお姉さん」から「かっこかわいい先輩ヒロイン」という風に僕の中で立ち位置が変わりました。でもまあダイナマイトバディなのは間違いないけどな！！
入間君のことになると一気にポンコツ化するのもポイント。このアニメ一番の顔芸担当でもあったりするぞ！（2番目はイケメンキャラのアズ君
気になったところ
重箱の隅をつつくような話だけど一応言っておこうね。
立ちシーンの時に作画が崩れがち
例えばこういうシーン、だいたいアメリさんの体のバランスが不安定になるのよね。
キャラのアップシーンやアクションシーンの作画がいいだけにこういったシーンで簡単作画になりがちなのがちょっと残念。
というかアメリさんもパパも身長でけえないくつくらいあるんだよ。
ニシムリング採点
8点/10点
2期への期待を兼ねて満点はつけないでおきます。
とまあさんざん言いましたが、肩の力を抜いて見るアニメとしては非常に素晴らしい作品でした。2期も楽しみに待ってます！！
