こんばんわ、にしむーです。
すげぇ久々にブログ更新した気がします、「疑似毎日更新」とはなんだったのか?
というわけで今回は見てたアニメの感想をざっくり書いていきます。
期待はしてなかったけど、結果的にひとつとんでもねえ作品が混じってたなってのが今期って感じです。
あ、ネタバレが結構混じってますのでご注意を。
- 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
- 神之塔 -Tower of God-
- 新サクラ大戦 the Animation
- プリンセスコネクト!Re:Dive
- 番外編:ギャルと恐竜
- 2020年夏は?
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
通称「はめふら」。
なろう原作ってことでなんか食わず嫌いしてスルーしてたんだけど、早見沙織さんのラジオで名前が挙がったから調べてみたら、キャラが刺さる刺さる。
後述する核爆弾みたいなアニメが無かったらこれが単独ナンバーワンな感じでした。
ポイント:なろう系にありがちな主人公が無双する話じゃなかった
いや、ある意味結果的には無双してるんだけど「理由もなく最強な主人公が努力もせず最強でやりたい放題する話」じゃなかった、ってことね。この発言自体がかなり偏見混じってるけど大丈夫か?
むしろ「主人公が運命に抗うために知識とテンションだけを頼りに危機回避して結果的にみんなと仲良くなる」って感じなのかな?中身がオタク女子高生だっただけに、悪役令嬢らしからぬアグレッシブさがカタリナ様の魅力だった。
ポイント:全体的にノリが軽かった
僕がチョイスした作品(今回レビューする4つ)なんだけど、他の3作がシリアス要素がちょいちょい強かったので、結果的にこれがギャグが一番多いので癒し枠となりました。
最後の方ちょっとシリアスだったけど、話数的には1.5話分もなかったはず。
ポイント:キャラが刺さった
ファンタジーもののヒロインってやっぱいいよね!魔法学校っていう使い古された舞台だったけど、それがいい。
主人公:カタリナ・クラエス
我らが主人公、何の因果かオタク女子が生まれ変わってしまって本来の役目と立場が一転してしまった主人公。
キツめの外見から想像できないアクティブで人を惹きこむ人間性はある種のギャップ萌えでしょうかね?
あと性癖ですが、茶色の編み上げブーツなのもポイント高いぞ。
ヒロイン①:メアリ・ハント
最初に登場する子、ヒロインって表現が適切かどうか微妙だけど作品のあらすじ的にどう考えてもヒロインの一人なのでそう呼ばせてもらいます。
本来の世界では主人公(後述)の恋敵…なんですが、アニメでは幼少期にカタリナ様に救われちゃったせいで社交的なハードレズに成長してしまいました。隙あらばカタリナ様にアプローチするアグレッシブさは見習うべき。
あとアニメだとよくわかるけど、乳がでかすぎる。ハントの乳を許すな。
ヒロイン②:ソフィア・アスカルト
来ましたよ!銀髪!!!!!!銀髪は性癖!!!!!!!!!!!!!
小説好きの文学少女で、同じく小説好きのカタリナ様と意気投合。
周りからひどい言葉をかけられてたけど、カタリナ様だけは美しいと褒めてくれたので、そのままどんどん惹かれていきます。
ただ彼女はメアリと違ってそこまで積極的にはならなかったので、その慎ましさが可愛さになってます。
ちなみに彼女、生まれ変わる前のカタリナ様の親友の生まれ変わりなんですけど、だからといってメインのヒロインというわけではありませんでした。
ヒロイン③:マリア・キャンベル
CV:早見沙織
とんでもねえ、待ってたんだ。
というわけで「本来の主人公」のマリアさん。本来の主人公、ってのはどういうことかっていうと「背景世界である乙女ゲームの本来の主人公」ということです。カタリナ様及びメアリとソフィアは恋敵ということになりますね。
でもってマリアさんなんですが、これでもかっていうくらいキレイな要素を詰め込んだヒロイン。明るく健やかで、お菓子作りが得意で光魔法が扱えるパーフェクトヒロイン。
作中では、本来攻略対象のメンズに救われるはずのシーンをすべてカタリナ様に救われてしまい、カタリナ様に惚れてしまうんですねこれが。
はい、編み上げ茶ブーツなのもポイント高いですよ!最高だね!!!!
ポイント:内田真礼さんの声の演技がよかった
内田真礼さんって自分が見るアニメにあんまり出演してることがないみたいで、声のイメージが神崎蘭子しかないって感じだったんですよ。
でもね、違った。内田真礼さんの良さって「あらゆるタイプの声をそつなくこなす」タイプの声優さんだったんじゃないかなって思いました。いわゆるカメレオン声優。
これがそれ、5種類のタイプが違うカタリナ様を演じ分ける脳内会議。
今作で内田真礼さんの印象がより強くなったんじゃねえかなって思いました。
いまいちだったこと(ただの言いがかりタイム)
ほめ過ぎも良くないので不満点をちょっと語っていこう。
義弟のキースの声優が内田雄馬さんじゃなかったこと
まれいたそ使うんなら弟はゆうまたそだろ!なにやってんだ!!!とか言ってました、キモヲタです。
ミニスカブーツ要素・・・ありません!!
魅力的な茶ブーツヒロインが2人もいるんだから我慢しろカカポ。
ニシムリング採点
9点/10点
2ndは決まってるらしいので、それ次第では殿堂入りもあるかもです。
神之塔 -Tower of God-
ざっくりいうと「早見沙織さんが出てるから見始めた」作品。
そんな軽い気持ちで見始めましたが、最終話まで見てこれとんでもねえ作品だなって思いました。
ポイント:バトルものの王道のような展開
1話、2話みた感じだと全然話の全貌が見えなかったんですが、ようするに「それぞれの目的を持った者たちが塔の頂上(目的の完遂)を目指して様々な競技で戦う」って感じの作品。
身もふたもない言い方するとごく普通の感じです。
ポイント:世界観が独特
主人公の夜や主要キャラのクン、ラヘル等は人間ですが、結構亜人キャラが多い感じです。ラークさんに関しては完全にワニだし。
挑戦者にもスタッフにも、人間どころか明らかにモンスターの類の種族がいっぱいいて世界観がカオス。そのわけわからん世界観でわけわからん競技で競い合うっていうなんなんだこれって感じの面白さがありました。
良かったキャラ:ラークさん
強い者と戦うことに楽しみを求める求道者…いやむしろ戦闘狂?なんだけど、3人組を組む競技で夜、クンにうまくハメられてしぶしぶ仲間になるも、その憎めない人柄で意気投合します。いわゆる癒し系脳筋ポジション。
あとこのアニメの9割型のギャグを担当してるのもラークさん。
彼が絡まないシーンは結構殺伐としてたので、彼が居なかったら視聴をやめてたかもしれない。
今作を語る上で避けては通れない女:ラヘル
ああ…とうとう来ちまったよ…。このアニメが「問題作」にカウントされるようになったのは10割こいつのせいです。
キャラはともかく、作品そのものの評価を最終回一歩手前でひっくり返すってやべーぞこの女。
ヒロインと見せかけた「ダークサイドの主人公」
主人公の夜は行方不明になっていたラヘルと再び出会うために塔を登ってたわけですが、ラヘルにとっては「最初から夜が邪魔だった」みたいでした。なんだそれ。
ちなみになんか調べたら作者も「ヒロインではなく、もう一人の主人公としてデザインしている」的なことを言ってたそうです。
見事な無能&クズっぷり
いやあ、11話ラストは衝撃的な展開でしたね…。自分もそれまではラヘルのことを「ちょっとメンがヘラっちゃった無能ヒロイン」程度の認識だったので、これを見たときは目を疑いました。
んで、12話(最終回)で彼女のそれまでの経緯なんかが語られるわけですが、その無能&クズっぷりには180度裏返って魅力のようなものを感じました。間違いなく負の方向だけど。「夜だけあんなすごい武器ずるい!!」は吹き出しそうになった。
こんなクズ女を早見沙織さんが演じていること
いややっぱ声優ってすごいなって思いました。
11話までのラヘルはいつもの早見さんっぽくちょっと優しい感じのトーンなんだけど、12話では本性を露わにしたからかなのか心なしか声のトーンが強いんですよね。
いやこれラヘルじゃなくて早見さんのレビューじゃん。
いまいちだったところ:主人公の夜
んで、彼がラヘルと会うために塔を登る主人公。はっきり言っちゃうと彼は点綴的な薄っぺらい主人公だった。
アニメ見てる感じだと「理由もなくなんでもこなしちゃって、仲間にも何故か好かれまくる」って感じ。原作読んだらまた違うのかもしれないけど、アニメだけだと彼の掘り下げはもっとあった方がよかったんじゃない?って感じ。
まあ信じてた女に殺されかけたのは…同情します。
ニシムリング採点
9/10
これで殿堂入りしたらラヘルだけで殿堂入りしちゃうみたいになっちゃうじゃん…。普通の冒険バトルものだと思わせといて劇薬のような作品にしたのは大体ラヘルのせい。
ともあれ「記憶に残るアニメ」になったのは間違いないです。明らかに続く終わり方だったので続編アニメに期待しましょう。
新サクラ大戦 the Animation
sakura-taisen-theanimation.com
ゲーム原作だけどゲームの後日談っていう話らしい。
最初からアニメを放送するからって理由でゲームはスルーしましたが、あんまり評判よくないみたいですね。
よかったところ:クラーラがすごくかわいい
話がアニメオリジナルならヒロインもアニメオリジナル。
「特殊な能力を持った正体不明の女の子を助ける」ってパターンはビルドダイバーズでも一緒だったけど、結構刺さってるって証拠なんだろうな。謎の少女がどんどん主役陣に心を開いていって絆を紡ぐ展開、エモいですよね。
ちなみに声はデルミンの人。アニメましゅましゅ及びショバフェスでぶっ刺さってたからこっちもクリティカルヒットでしたね。
んで、今知ったんですけど担当したデザイナーさんフミカネ先生じゃなかったんですね。なんかVtuberデザインした人らしい。俺はVtuberはバーチャルねこ兄貴とフィンおじしか知らないからノータッチ。
なんともいえないところ:もう全部あいつだけでよくない?
時折現れる白マントの麗人、中身はさくらの師匠である村雨白秋さんってお姉さんなんだけど、一言でいうと笑っちゃうくらい大活躍してる。
帝劇がロボに乗って苦戦してる敵を生身で圧倒しちゃってたり、生身のまま砲弾に入ってダイナミック突入してたり、最終局面も帝劇メンバーのロボが満身創痍なのに一人だけ生身でピンピンしてたり…マスターアジアか何かですか?
「師匠は強い」っていうのを表現したかったんだろうけど、シリアスな筋書きであんまりにもオーバーに書かれちゃうとメインメンバーが無能に見えるってのとギャグにしか見えなくなるって感じでマイナスにマイナスが重なっちゃうんだよね。その辺どうにかならなかったのかな。
気になった点:キャラデザの不統一
新サクラ自体が「いろんな有名デザイナーさんが手がけたよ!」的なことをアピールしてたからなんだと思うけど、帝劇メンバーとクラーラが並ぶとすんげー違和感がありました。
なんだろうな、久保先生のデザインがすんげー特徴的なんだろうね。
不満点:期待してたけどクラリスは空気だった
カカポファームでもミーア(ピクシー種)の名前の由来になったりしてたけど、びっくりするほど活躍の場はありませんでした。
せいぜいあざみと一緒にクラーラをストーキングする話だけだったかな?その話も完全にクラーラの掘り下げだったしね。
結果、2020春金髪早見三姉妹では見た目の華やかさとは裏腹に一番記憶に残りそうにない子になってしまいました。これに関してはラヘルが圧倒的だったのもあると思うから責任を取れラヘル。
ニシムリング採点
6点/10点
可もなく不可もなくってところ。1話見た時点ではあんまり期待してなかったけど、無難にちょっとだけ尻上がりによくなってきたかな…?って感じです。
クラーラの可愛さや全体的なまとまりに免じて6点ってところですかね。このアニメの見どころの10割がクラーラ。
ゲームの方は…忙しいのでやらないと思います。ごめんね。
プリンセスコネクト!Re:Dive
うん、今期で一番の話題作だったんじゃないかな?
こちらも自分は原作未プレイ。正直1話の時点であんまり期待してませんでした。とある一点を除いて、ですけど。
よかったところ:キャラが可愛かった
美少女をウリにしてる作品ですし当然のことではあるんですが、その当然のことすらできてないようなアニメも多々あるので、キャラの特徴や魅力をアニメで表現できてたのは良かったと思います。
ゲームやってる人がコッコロちゃんをママァ…って言うのもよーくわかった気がする。
いまいちだったところ:作画が微妙
動きを重視したためにデフォルメした作画にしたんだろうけど、CMでやってるゲームの方に使われてるアニメの方が作画のクオリティ高いのはどうなんだ。
いまいちだったところ:ギャグをやりたいのか料理をやりたいのかシリアスをやりたいのかわからない
欲張りセットするにしても、展開が中途半端過ぎてメリハリがなかったんだよね。
もう最初から最後までギャグと料理、最後の最後になんか悪そうなのが出てきたけどみんなでやっつけたよ!やったね!!みたいな勢いだけでやるか、逆に最初からちょっとシリアスめにやった方がよかったんじゃないかな?
あとさっきの作画の話の続きなんだけど、モブキャラの適当作画が悪い意味でギャグアニメっぽさ出しちゃってるんだよね。
文句言いたいところ:おらんやないけ…一番大切なキャラが…!!
レイ(CV:早見沙織)が出とらんやんけ~~~~~~~!!!!!!!!!!
何度も言います、プリコネに一番期待してたのは彼女の登場です。それが出てないってどういうことですか!?
レイが居ないプリコネとかラヘルが居ない神ノ塔くらいにさみしい作品だと思うんですがどうなんでしょう???????いや神ノ塔にラヘル居なかったらみんな幸せじゃん。何言ってんだ。
ニシムリング採点
3点/10点
作品自体はそこまで期待してなかったんだけど、登場を渇望していたキャラが出なかったから大マイナス。その他のキャラについてはノーコメント。
続編ありそうだし、そこで登場したら多少は見方が変わるかもしれんなぁ…。
番外編:ギャルと恐竜
放送停止ってのもあるけど、後半実写だし正式に「アニメ」というジャンルでまとめていいかわからないので番外編扱い。
アニメパートはまさに日常ギャグアニメの鉄板で、脳みそ空っぽにできる良作だったために止まっちゃったのが残念ですね…復活を心からお待ちしております。
というわけでこの作品は、今は採点しないでおきますね。
2020年夏は?
新作アニメは宇崎ちゃんくらいしか見ようってのはありませんでした。だってお母さんが早見沙織さんだよ?見なきゃじゃん。
あとTwitterの方で「魔入りました!入間くん」を勧められたので、配信で見ようかなって思います。
あ、すいません作品名とキャラ名の詳細お願いできますか🐦 https://t.co/kKcvTJAJQp
— カカポ/弐紫 村正(にしむー) (@GPR_NSMR) 2020年7月2日
画像とCV早見沙織とだけ送り付けて私を沼に叩き落とそうとする卑劣な行為!許せん!!(沼に飛び込みながら
— カカポ/弐紫 村正(にしむー) (@GPR_NSMR) 2020年7月2日
なんだこの…なんだ…絶妙にシッコい…この…なんだ…しかも早見沙織さんなんか…はあ…最高か…? pic.twitter.com/L5R8aYZ1Qt
— カカポ/弐紫 村正(にしむー) (@GPR_NSMR) 2020年7月2日
ガー不連携から10割コンボ貰いました。こんなんズルじゃん。
なんだこの…性癖のハッピーセットみたいなお姉さんは…!しかもエロいだけじゃない…明確に…「可愛い」んだ…!!配色や巻き髪、衣装のデザイン…パッと見ドSお姉さまなのに…なんて可愛いんだ…ッ!!極めつけにCV:早見沙織…これは…明確にこのカカポを本気で堕とそうとしている…ッ!!!!
弐紫さん【@GPR_NSMR】
— 🍎アプティ🍏 (@ringonosioyaki) 2020年7月2日
最近入間くん観始めたようで、アメリさんに見事ハマってらして弐紫さんだなぁとほっこりしてます。
昔から繋がってる人にも「ああ、やっぱり刺さってんな」みたいに言われてます。
やっぱそういう風に思われてたんですね!!