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【遊戯王OCG】西村が語る【星杯】の魅力

こんばんわ、星杯に魅入られし者にしむーです。

今日の仕事中は記事のネタをいくつも考えてたような気がしましたが、4日ぶりにゲーセンに行ったら全部吹き飛びました。てへぺろ(・ω < )

 

とりあえず思いついた内容で記事を書くぜ!というわけで現在にしむーの手持ちでおそらく最強のデッキである【星杯】について色々語ろう!!

 

・「星杯」とは?

2017年4月に発売された第10期の記念すべき第1弾「CODE OF THE DUELIST」より登場したカデコリ。

この弾から新たに始まった大型バックストーリー「星遺物」に関わる物語の主人公チームと言った位置付けのキャラクターで構成されてます。

「星遺物」の世界観としては「文明ロストがあった遠未来」にシュメール神話やギリシア神話旧約聖書なんかの要素を取り入れつつも正統派なファンタジーものとしてまとまっています。詳しく語られていませんが、どうやら「端末世界」との繋がりもあるらしくて同一世界と解釈している方も多いそうです。

ゲーム中の動きとしては「属性・種族・レベルが異なるバニラモンスターを活用した連続リンク召喚による高速展開」が魅力的、中毒性もむっちゃ高いぞ!

理由は後述しますが、割と展開ギミックとして混合構築もしやすいのもグー。

 

・これが「星杯」のキャラクター達だ!

ヒロインの《星杯を戴く巫女》ことイヴちゃん。


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星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。
手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、
力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、
普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。

 

幼馴染と兄を優しく見守る愛され系ヒロイン、ですがストーリーではもんのすげー大変な目に合ってます。あとよく見ると露出度がすげー高い

リンク版の《星杯神楽 イヴ》は左右リンクと「リンク先に味方が居ると効果の対象にならず効果・戦闘で破壊されなくなる」「リンク先の味方が破壊された時に自信を身代わりにする」という、要するに「味方に守ってもらい時には身を呈して守る」という大変ヒロインらしい効果。また、リンク版の星杯メンバーは共通して「場から離れたら手札から星杯モンスターを特殊召喚できる」という効果があり、連続リンクしつつ手札から展開して更にリンク…という立ち回りが可能です。

シンクロ版の《星杯の神子 イヴ》は【星杯】の展開の強さを象徴するカード。はっきり言って彼女なくして【星杯】及びタッチ星杯デッキは成り立ちません。禁止にならなかったからあと3ヶ月はお世話になるぜ!やったね!!

あ、声のイメージは諸説ありますが僕は断然早見沙織さんだと思います。

 

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星鍵は流れぬ涙を流し、天命は果たされる。
神の門は嘶き崩れ、蛇は守人の夢幻を喰らう。
其の魂は始まりの地に、彼の魂は終極の地に。
――此処に神獄たる星は闢かれん。

 

ちなみにこちらはイヴちゃんとよく似たステータスのドラゴン、ユスティアちゃん。フレイバーテキスト

 

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最終的にイヴとユスティアはシンクロします。生イヴとユスティアじゃレベルが合わないだとか、そのカードは融合魔法だとかツッコミはいろいろあるけど気にするな!!

 

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そしてこれがエンディング後のRe:イヴちゃんです。

手に握っているレイピアっぽいのが「星鍵」。ユスティアちゃんのフレイバーを読み解くに、新たな世界の鍵が開かれたということでしょうかね?

これからのストーリー展開があるといいなあなんて思ってます。

 

ニーサン《星杯に誘われし者》ことニンギルス


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機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突如凶暴化した際にも、
一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、
本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。


文字通りイヴのお兄ちゃんで、村1番の戦士。そして公式公認のシスコン兄貴

リンク版の《星杯戦士 ニンギルス》は「リンクモンスター2体以上」とちょっと縛りがキツい(というか連続リンクを強いられる)ですがその分効果が「召喚成功時複数枚ドロー」「対象を取らないのに一方的に選べる上に破壊を介さないインチキ除去」というすごく強い効果。さすがですわお兄様!!

声のイメージは諸説ありますが、櫻井孝宏さんか中村悠一さんという意見が多い様子。子安武人さんや細谷佳正さんも合いそう。

ちなみにストーリーでは闇堕ちしたりロボ化したりしますが、それはまた別の機会に。(星杯デッキに組み込めないと思うので

 

主人公の《星杯に選ばれし者》ことアウラムくん


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機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。
星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、
妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。

”星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”

 

というわけで主人公君、イヴちゃんと幼馴染みで羨ましいけどニーサンの目線がちょっと怖そうですかね?

リンク版の《星杯剣士 アウラム》は唯一の斜下リンクかつ打点強化もあって悪くは無いのですが、現在の【星杯】では別世界の勇者《水晶機巧 ハリファイバー》が便利過ぎていらない子状態。主人公らしく他の4名よりバリエーションも多いんですが、基本的にどれも【星杯】ではあまり使われないという、主人公なのに大分不憫な子。

 

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だがしかし!事実上の最終形態である《双穹の騎士(ジャックナイツ・パラディオン)アストラム》は別!!

ガバガバな素材条件に反して「効果の対象に取られない」「戦闘相手吸い寄せ」「戦闘時に敵の攻撃力分アップ」「相手によって墓地に送られたら敵モンスター1体を除去」という、最強の剣と無敵の盾を備えたまさに勇者な1枚だ!!

少年→青年と成長することあたりから、声のイメージは梶裕貴さんという意見が多いです。宮野真守さんもいいなぁとかも思ったり。

 

お供のドラゴン《星杯の守護竜》ことイムドゥークくん


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多分イヴちゃんが飼ってるペット、効果モンスター故にストーリーフレイバーテキストは無し。

チビの方は「手札から捨ててリンク先のカードを守る」「墓地から除外して効果なしモンスターを墓地から蘇生」のふたつの効果。後者をよく展開で使います。

リンク版《星杯竜イムドゥーク》は上側にしかリンク方向が向いておらず、領域拡大には使えないのですが「戦闘時にリンク先の敵モンスターを問答無用で破壊」という一風変わった効果に加えて「星杯モンスター限定だけど通常召喚権が増える」効果で、やっぱり展開をサポートしてくれます。素材条件のせいでチビから直接進化できないことに触れてはいけない。

ちなみに彼もストーリーではイヴちゃん同様大変な目に遭ってて辛いことになるんですが、

 

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最終的にこんなイケメンドラゴンになります。

CVは某絵師さんがどこぞのオイラ風に描いたイラストのせいで釘宮理恵さん以外有り得なくなってしまった…。

 

ちょっと怪しい水先案内人?《星杯の妖精リース》

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アウラム達を星杯に導いた妖精ちゃん。設定資料では、どうやら彼女はホログラムの模様。

「場に出るとデッキから星杯モンスターカードサーチ」「墓地にあるとき、手札からモンスターを棄てて回収」の効果。サーチはターン1ですが、場合によっては後者の効果で手札に迎え入れつつ星杯リンクモンスターの場から離れたとき効果で2回場に出つつ展開するという動きも。

…怪しいと思った?

 

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やっぱり黒幕じゃねえかよこいつ。

 


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詳しい話は割愛しますが、イヴちゃんの身体乗っ取ったり巨大化したりとやりたい放題してます。

声のイメージですが「一見可愛らしい妖精」「本当は怖い腹黒妖精」という二面性を考えると大原さやかさんか田中理恵さんかな?と思います。

 

でもって事の発端となった《星遺物-星杯》

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この世界に7つあると言われている「星遺物」の最初の1つ、それがこの「星杯」。この星杯に導かれた3人と1匹がリースの願いを受けて残りの「星遺物」を探す旅に出る、というのが筋書きですね。また、リンク版のメンバーの衣装にこの星杯の意匠が強く組み込まれているのもわかると思います。

攻守が0の上級モンスターではありますが、妨害と展開、補充を兼ねるテクニカルなカード。展開効果は通常召喚権を使ってアドバンス召喚(かつての生贄召喚)をする必要がありますが、この効果を使ったルートを下に記載しておきました。

 

・こう動け!【星杯】デッキ

まず基本となるのがやはり《星杯の神子イヴ》からの連続展開。☆5シンクロをする必要があるのですが「星杯バニラモンスターをチューナーとして扱うことかできる」というテキストがあるので、それを活かしたカード選びも可能です。例としては

1.《ドラコネット》を通常召喚、☆2バニラチューナーもしくは《星杯を戴く巫女》をリクルートしてシンクロ

2.☆2モンスターを墓地に用意して定番の《ジャンク・シンクロン》

3.☆1チューナーを墓地に落として《サイバース・ガジェット》

等が考えられます。星杯モンスターを使う場合はバニラなので《予想GUY》でデッキから引っ張ってくるのがオススメ。

 

そして《神子イヴ》召喚時効果で「星遺物」魔法カードを手札に加えられます。ここでオススメなのが使いやすい蘇生魔法《星遺物を継ぐもの》ですが、もう1体用意してリンクを繋げる必要があるのでその場で蘇生できる《星遺物の守護竜》をサーチするのも1つ。

特に《ドラコネット》からドラゴン族☆2チューナー《ギャラクシー・サーペント》《守護竜ユスティア》をリクルートした場合は《星遺物の守護竜》でそのまま次の手順に行けます。特にユスティアちゃんはストーリー的な繋がりもあるのでそういった意味では更にグー。

《サイバース・ガジェット》ならそのままトークンが出るので心配無用、《ジャンク・シンクロン》の場合はつり上げを《ドッペル・ウォリアー》《ジャンク・コンバータ》を選択すると勝手に素材が湧いて出てくるので考える必要ないです。という訳で素材が揃ったらレッツハリファイビング!!

 

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《ハリファイバー》参上!《神子イヴ》の場から離れた時効果でデッキか墓地から星杯モンスターを、《ハリファイバー》の効果でデッキから☆1~3のチューナーを展開できるぞ!

 

これで更なるリンク召喚、もしくはシンクロ召喚に繋いでいくのが醍醐味!無論融合やエクシーズなんかもやろうと思えば可能!

シンクロなら即座に☆1~8のモンスターを、エクシーズであれば★1~3を呼べる!更に手札にサーチした《星遺物を継ぐもの》で《ハリファイバー》のリンク先に蘇生を行えば違った展開もできるぞ!!

極端な話【星杯】にしなくても《神子イヴ》から《ハリファイバー》へのルートが優秀オブ優秀。是非自分だけの展開を作ってみてくれ!!

 


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そしてこれは僕が現在組んでいるデッキでの1ターン目の大立ち回り。特殊召喚回数は数えたら15回だった。

 

・弱点

ぶっちゃけた話手札誘発、というか《増殖するG》にむっちゃ弱い。どうするのかって?

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そもそも《増G》の対処なんて《灰流うらら》《墓穴の指名者》くらいしかなくない…?いやまあ引かせまくって《手札抹殺》でハメ殺しもアリか。

 

・まとめ

【星杯】というか後半単なるイヴファイビングの説明でした。

《神子イヴ》も《ハリファイバー》も今回禁止逃れたので、是非最強のタッチ星杯デッキで、自分だけのストーリーを作って楽しんでみてください!!

ではまた最後にゴッドフェニクス兄貴の一言。

 

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それでは、リイヴちゃんの旅に幸あらんことを!!